●エレベーター式福祉車も

  大阪で「医療・健康フェア」

 中小企業基盤整備機構は3、4の両日、大阪市住之江区のインテックス大阪で「医療・福祉健康産業マッチングフェア2005」を開催した。164社が170小問参加し、予防医療、健康福祉、介護商品などの情報を展示した。

 ジャパンカーオリジナル(仙台市)は、エレベーター式福祉車両を展示し、注目を集めた。エレベーター式は、リフトタイプと比べると狭い場所でも使え、雨や雪などの影響も少なく、昇降時間が約10秒とスピーディーなのが特長。

「四方をガードするため転落の危険性がなく安心して利用できる。昨年10月『第7回みやぎものづくり大賞技術賞』を受賞しており、県のお墨付きです」と高橋兄弟自動車商会(代理店)の氏家大介氏が語る。

 日本ケアコミュニケーションズ(山形県南陽市)は「介護報酬」の計算と請求をインターネット経由で行うソフトを出展した。営業部の佐藤浩基氏は「サーバーの共同利用でソフトが安く提供できる。介護報酬の改定やバージョンアップ時の費用がかからず迅速に対応できる。小規模事業所に積極的に売り込みたい」と話している。

東京交通新聞 2005.2.7(月)